すきってすてき

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《PS》「新フォーチュン・クエスト食卓の騎士たち」プレイ!

フォーチュン・クエスト最終章(上)発売ということで、今度は下巻の発売を待つ日々に突入しました。
本当は終わって欲しくないのですが、最終章(上)巻での作者・深沢美潮先生のあとがきにはラストに向けての覚悟がつづられています。毎回「まだまだフォーチュン続きますよ、次巻もお楽しみに!」という感じであとがきは締めくくられるのですが、今回はそうではないんですもんね。実際には普段通りの優しい文体で書かれていますが、相当な思いでラストを書き上げていらっしゃるんだな、って伝わってきます。

そういえばフォーチュンクエストは一度区切りがついているんですよね。
実は「無印」から「新」に変わる時があり、当時子どもだったことと情報が少ない環境にいたこともありまして、てっきり終わったと思っていました。
そのときも子供ながらに寂しかったのですが、継続していることを何年経っても気付かなくて、新フォーチュンの新刊が本屋さんで何冊か並んでいるのをみて「あれ?あるぞ」と割と大きな何年か越しで遭遇できて嬉しかったことを思い出します。
当時は情報が少ないし、情報を得るにはお金がかかることが多かったもので。

おそらくそんな私がフォーチュンから離れていた時期に発売されたのがプレイステーション用ソフト「新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち」です。

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中古ショップを探し回って買ってきました。
苦労したPS2は動かなかったのでさらにレトロなPS-ONEでプレイです!

 

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ディスクのシロちゃんがかわいいんだよ。

【タイトル】

f:id:purinpos:20191224031059j:plainじゃじゃーん!起動できた。うごくパステルすてき!JB紫!

これ、何がすごいかっていいますと!フォーチュンの世界観崩さずに上手にゲームになっているんです。フォーチュンの世界にきた~~って感動しました。

【プロローグ】

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システム自体はやっぱり古いので動作や音声がスキップできないし、もろもろの調整もできないので今の人がプレイしてもだるくて大変です。
(自分なんかはSwitchソフトで音声オフできない作品多くて、それだけでもしんどいと思いますもんね)
ですが、声優さんの演技がすばらしいし、ストーリもかわいくて、ゆっくり進められることを含めて幼い子たちにはレトロゲームって案外お勧めできるかも、と新発見できた気分です。

ゲーム内容はすごろくゲームでして、マスに作物を植えていき、多く収穫できた人の勝ちです。

【ゲーム開始】

f:id:purinpos:20191224033033j:plain進行・説明役のシロちゃん。

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キャラが動くのかわいいわ。普段小説ですと挿絵は白黒なのでカラフルなのも新鮮。
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クレイはやっぱりこういう場面が似合いますね。不憫なり。

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おなじみの地名・モンスター・キャラがでてきて、それだけでテンションあがる。

【イベント画面】

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リタ大好きや。

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そんなこんなでクリア条件まですごろくを続け、順位が決まって終わりです。

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もうなんか画面見ているだけでファンは楽しい。
内容としては、特別に珍しいことをやっているわけでもボリュームが大きいわけでもなく、フォーチュンの世界観をすごく丁寧に作ってありました。
テーブルトークRPGのフォーチュンのプレイ本や、作中でやっているシーンありますもんね。それを意識して作られていると思うのですが、そのことを思い出しながらプレイしていると楽しくて!
おまけドラマCDも同梱されていて素敵な作品になっていました。意外と上質なファンアイテムでした。

お粗末様でした