すきってすてき

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プリポが好きなものをひたすら書く場所

①角川スニーカー文庫時代

前回の記事の続きです。フォーチュン・クエストシリーズ読み返した感想を残します。

※読んだことある人前提ネタバレ有

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角川スニーカー文庫から発売されていた時代を、ファンの間では「無印」と呼んでます。(もしかしたら、いまは言わないかも)

※新装版として電撃文庫でも発売している。

【合本版】新装版フォーチュン・クエスト 全9冊収録 (電撃文庫)

ちなみに読み返すにあたって、1〜4巻がボロボロになってたので買い直すことにしたんですが…

新装版じゃなくて角川版が欲しくて古本で探そうとしました。でも保管していた本を見てみると…、昔の文庫本って文字が小さいんですよね😖諦めて電子書籍にしました。

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そんなわけで、無印の感想

シロちゃん、ゼンばあさん、ジュンケイ、JB、トマス、レディグレイス、マリーナ、メル、ディビーママ…などなど。

 

初期はみんなお子ちゃま。パステルだけでなくて、トラップもクレイも色気がなく健全な凸凹パーティ。それぞれ自分のことで手いっぱいで、わちゃわちゃしてていいなぁ♥️

でも死が身近に描かれていて、実際ノルが死んだり、ヒヤヒヤもすごい無印時代。

海が舞台の7・8巻なんて、今の私は水難事故の怖さを知ってるから、わくわくする場面でも(一歩間違えば…)なんて一人でゾクッとします。

 

運命の出会い「シロちゃん」

冒険の醍醐味、未知との遭遇。こういう出会いを引き起こすから、パステルって必要デシ。

 

シリーズ1番の事件「ノルの死」

子供の頃に読んだときは怖かったですね。「大魔術教団の謎(上)」は、ショックで一度読むのをやめました。

これ以降、メンバーの意識が変わったと思いますよ。

 

個々のキャラを振り返ると…

パステ

いいな、肉、焼くよ

大魔術教団の謎(下)より

シリアスな場面でこんなこと考えてるのすごいわ。パステルってこういう生活感のあることを必死で頭使ってる。

 

特に最初のころは、なぜ冒険者になったんだ、というくらい足手まといのパステル。せめて泣くなよぅ。

これがスマホ検索できる時代なら簡単に調べられるけど、情報にお金が必要な世界観(ファンタジーじゃなくても昔はみんなそうだった)。知らないことは、経験してみないと知らないよね…🥲

でも変な生き物に懐かれたり、偏屈な人の懐に入っちゃったり…パステルがいるから心に残る冒険になるのさ。

忘れられた村の忘れられたスープでは、恋の女神メナースが体に入り込むけど、精神力で撃退します。パステル以外にメナースが入れるような人が他にいなかったんでしょうけど、甘く見てたね🤭

 

長くなったので前後編に分けます。もう3日かけて書いてるけど、まとめ切れないんですよ。

お粗末様でした