すきってすてき

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③新フォーチュンⅡの魅力

感想挫折と書いたけど、下書きがたくさん出てきたので新フォーチュンⅡについて書き足し。

https://purinp.hatenablog.com/entry/2022/12/02/073319

今なら書けそう。

 

新Ⅱの魅力①読みやすい

個人的に、初めての人や久しぶりに読み返す人は「新フォーチュンⅡ」から読むのが良いんじゃないかと思ってます。

メンバーもベテランになっていて冒険らしい冒険譚が楽しめます。メインストーリーもスムーズに進行するので、シリーズものとしては「新フォーチュンⅠ」より読みやすい。

👍無印から読んでもいいんですが、どうしても30年前に始まった物語なので、人によってジェネレーションギャップが起こる可能性があります。

新Ⅱで興味を持ったら…過去作をさかのぼっていく、という楽しみ方も出来るんじゃないかな?

 

新Ⅱの魅力②一緒に戦う新キャラ

呪術師カルカル、戦う僧侶ペペス、乙女戦士ジョーイムゥ…新Ⅱの新キャラって冒険者っぽい!

これまでのフォーチュンのゲストキャラって、少し変化球が多いように思うんですよね。

普通の冒険者が少ないと言いますか、共に戦うというより…助けてくれる立場だったり(ゼンばあさん、ジュンケイ、ギアとか)。

人外キャラだったり(モンスター側や、イカとか吹き出しとか)。

正統派キャラと思ったら、1話参戦だったり(トマス、カシアスとか)。

数話連続で登場してくれて、がっつり一緒に戦うシナリオは…とてもRPGっぽい🥹✨

 

新Ⅱの魅力③シロちゃん人間化

待ちに待っていた展開!

いつか人間化するだろうと思ってたんですが、イラスト担当の迎夏生先生の本領発揮とも言えるような可憐な少年に描かれています。

おまけにそのときの場面では、ただかわいく人間化して仲間入り、じゃないのが良かった

どうしても巻数が増えてく過程で読んでてダレちゃう時があるんですが、新Ⅱは、6巻〜7巻で自分の中で仕切り直しができた気がします。やっぱ小説って楽しいなーと思った記憶。

 

新Ⅱの魅力④終わることが素晴らしい

シロちゃんが人間化してからは、完結に向かってラストスパートがかかります。

とうとう8巻の表紙ではトラップの好意が表沙汰になるわ…(パステルが全然意識してなくて笑える)

新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ (電撃文庫)

念願のエルフの里にたどり着くわ…

謎の行商人との因縁は壮大な話になるわ…

ここまで来たのか、と、読んでいて感慨無量でした。

終わりに向かう様子は悲しいけれど、とても嬉しかったです。

ありがとうフォーチュン・クエスト

お粗末様でした