家族が見ていたので
4日前、珍しく夫が居間で映画を観ていたので、私も隣に座ってなんとなく見始めました。
そしたら【映画】ボヘミアン・ラプソディが心に残ったので書き残します。
あらすじ
世界的に有名なバンドQUEENの、結成→休止→再結成の軌跡で、ボーカルのフレディマーキュリーの伝記です。
史実通りではなく、一部は映画向けの演出にしてあるらしい。
見終わって
QUEENの爽快な音楽で映画が終わるのに、私は暗い気持ちでした。
バンドに興味がなくとも、QUEENの曲はCMで使われたりしてるから知ってます。
そんな知ってる曲を作ったフレディがエイズで亡くなっていること、そのこと自体も昔から知っていたのに、今更ながらエイズの怖さを想像してショックだった。
エイズを知った当時
フレディマーキュリーが亡くなって数年後、日本では深田恭子さん主演で「神様もう少しだけ」というHIVに感染する少女のドラマが放送されました。
https://fod.fujitv.co.jp/title/4183/
私が15〜16歳の頃かな。
このドラマが放送されたころは、私が通っていた学校でもHIV・エイズに関する授業が頻繁にありました。
授業では教科書やドキュメンタリーだから無機質な知識でしたが、そのころの世間的(私の周り)には「未知の病」「セックスで感染」「ゲイ=ホモタホモオ」というような側面が強調されて差別的なイメージが先行していた気がします。
映画を見ながらそんなことを思い出し、アメリカも差別的な報道の歴史があったんだと思った。
フレディが会見で質問攻めにされるシーンがつらかった。
曲
映画を見てQUEENについて少し詳しくなったと思います。
QUEENの曲自体が病気を連想させるわけではない…エイズのテーマソングではない…。分かってはいるけど、私は以前と今では曲の受け止め方が変わると思う。
今まではなんとなく聞き流していたのにね。
最後に
病気のこと以外で1番印象に残ったのは、フレディも含めて全員が音楽好きなこと。
当たり前だけど「バンドやる人ってやっぱり曲を作るのが好きなのね」と感心する。自分が音楽にそんなに興味ないので、その感覚がないから曲を作っていく場面が面白い。
音楽のことを四六時中考えて、アルバムも何枚も出すほど曲が作れちゃうんだもの。
そういう興味や才能が溢れている人ってすごい。