結論「良かった」の一言
★★★★★
良いゲームでした〜✨☺️✨🍺🎉
クリア後の余韻に浸っていたい〜。
ここ最近「ゲーム性を楽しく感じる作品」はたくさんあるけど、ストーリーが良いって思えるゲームに出会えてませんでした。
「龍が如く0」は「7」をプレイした後だから、なおさら少し古さを感じたけど、それを補うシナリオの良さ( ;∀;)
二人の主人公が入れ替わって物語が交差していく様子が本当に面白かったです!
1月に初めて「7」をプレイして、(龍が如くシリーズは敬遠してたけど、自分の2023年1位のゲームは7かもしれない。年始でそういう作品に出会ってしまった…)と驚愕してたのに、「0」がさらにその上に行きました。
ええゲームに出会えたで…ホンマ…。
マキムラマコトちゃん
マコトちゃんは、真島さんだけでなくて桐生ちゃんとも李さんともしっかり話してて、出会った人が全員が守りたくなるの分かります。
あんな境遇、物語が終わった後もフラッシュバックで自○したくなるんじゃないかい…?🥺
彼女からしたら自分の意志でなく、人の悪意に晒され、カラの一坪に振り回され「終わったから良かった」と言える単純な話ではありませんでした。
善意で守ってくれる人に出会えて「まだマシだった」と思えますが、恩人だとしても真島さんも含めて、事件に関係した人たちは彼女の前から消えたほうがいいと思えました。
狂犬になる前の真島さん
けど…
あれ?真島さん、いつマコトちゃんを好きになったの?たしかに守りたくなるけど…そんなに好きになるシーンあったけ?
真島さんの性格がよく掴めないまま話が進んでいき、物語は終わりました。
真島さんはマコトが好き、と、私が確信を持てたのはたこ焼きのシーンでしたね…。私は銀だこが好きではないので、屋台のたこ焼きでホッとしました。
なんかね真島さんって、サブストーリーやってても思うけど、人間愛みたいなのがあるなぁ、って。
マコトだけでなくて、0で出会った人のことを受け入れていった気がします。
最後の最後で、マコトが893に絡まれてるシーン。お医者さんの後押しをしている真島さんでしたが、オルゴールも埋めて渡すのに、さらに偶然とはいえ通りかかってクドさを感じました。でも多分、それが真島さんなのか。
関わった以上、最後まで面倒をみるというか、やりたいようにやってるんだろう。
この最後のシーン。
マコトと別れ、極の真島さんにまい進して行くかと思うと、すごく良いシーンに思えてきました。
バブル期の乱雑さ
これが神室町のもともとの下品さに相まって、良かったです!金で物を言わせる時代が神室町というか泡沫産業の町にぴったりでしたね〜。
(↑テレクラで何いってんだコイツ)
昭和の日本って感じがして、古い町を散策するのは、思いがけず楽しかった!
夜に繁華街でタクシーを乗ると「一万円なら載せてやる」と、ボッタクられるんですが、それもリアルと言うか…昔はサービス提供側の態度がでかかったのを思い出します。
マコトちゃんと立花が中国残留遺児の子供という設定でしたが、確かに私の子供の頃は、戦後の混乱の残り香があった気がします。
マコトちゃんが来日したときのニュース映像が出てきましたよね?
ああいう報道を、四十路の私も子供の頃に見た記憶があります。なので、ちょっとリアルに感じてしまうと言うか…。
893が幅を効かせていたり、お金儲けに強引だったり、それに巻き込まれて被害を受けた人もたくさんいたんだろうな。
錦山LOVE
錦山の出番があればあるほど、切なくなる。
極では、錦山と桐生は友達だったけど、錦山は不幸な出来事が続いて、桐生へのコンプレックスに飲まれて闇落ちしてしまいます。
(まあでも極道なんだし…人が良くても出世できないんじゃないの?)と、私はむしろ極道としては、桐生より錦山のほうの極道らしさに好感を持ちました。
とは言っても…この「0」では、桐生と錦山の絆を見せつけてきて、最後は「お前とは兄弟だ」と錦は桐生と離れないことを選ぶんです。
これが極の錦山に繋がっていくかと思うと…極っていう作品の鬱度があがります。
↑真島さんと錦の出会い
893も愚連隊も大嫌い!
愚連隊マフィア…マコトを始め女の人を人身売買の餌食に
893…立華を拷問して死なせて!マコトの命を狙って…!
それでも自分たちの利権のために、やるべきことをやったと開き直り…!!!
893なんて…愚連隊なんて…大嫌いだっ!
心底思いました。
エンタメとして任侠物を楽しんでいる自分を棚に上げといてなんですが、暴力を美化せず素晴らしかったです。やっぱあいつら最低だな。って、思えるのって大事。