本当にいまさら。いまさらすぎるのですが、電撃文庫の老舗冒険小説「フォーチュン・クエスト」の最終巻を読了後、1年経ってからのロスに陥りました。
失礼ながら他のライトノベルを購読していないこともあり、1年に1度ほど発売状況を確認して「いつのまにか新刊がでている」作品という感覚になってました。(ごめんなさい)
そういうわけで新刊チェックをしながら「あ、もう新刊がでないのだ」とやっと実感した感じ。
最終巻を読み終えたときの穏やかな気持ちはどこに行ったんだろ?
あの子たちの成長を覗き見ることはもうないんです。
ここ1年かけて改めてシリーズを読み返していると、童心というか学生時代というか、若い頃に戻った気がしてハイになりました。楽しかったんですけど、段々と上京していった子供たちのアルバムを見返しているような気持ちになってしまって少し悲しくなりました。
でもまあ、寂しいけれど寂しくはないですね。完結してスッキリした気持ちのほうがやっぱり大きい。30年の大作ですので、私も時間かけて慣れていこうと思います。
エヴァンゲリオンも完結したことで25年間に想いを馳せていらっしゃる方もいるんでしょうね。私の場合はそれがフォーチュン・クエストでした。
未完の作品がたくさんあるなか、長期連載で作画の迎先生のまま完結を迎えられたことは本当にすごい🥺改めてありがとうの大切な作品です。
これから30年追いかけられる作品って出会えるんでしょうかね。リアルで存命していられるかな。若いときに出会っていて良かったなあ。
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