フォーチュン・クエストを読み返して感想を綴ってるんですが、記事をかくのにまた本を手に取りながらまとめてるので結果ロスですよ。気持ちが落ち込んできました。
フォーチュンロス。
ロスは完結後にすでに1回経験してるんです。
なのにまたロス。つら…。
読んでて「懐かしいなあ」「あ、この時もう伏線はってあったのね」「トラップはいつからパステルが好きなんでしょうね」とか、子供のようにワクワクしつつ、
(あ、もうフォーチュン・クエスト終わったんだった…)
と引き戻されてしまう。
この話もこの話も、完結につづく道…。終わった寂しさを思い出してつらい。完結してから時間たってるというのに。
こうして読み返していると、発売当時は(蛇足じゃないかしら)なんて、えらそうに自分の好みじゃないエピソードを決めつけていました。
いまはですね、たくさんのエピソードの全部が完結するのに必要な経過点だったと思えるんですね☺️
この感覚は、新刊が出るたびに久しぶりに1巻ずつ読んでても分からなかったかも。完結してあって一気に読むから、そう思える。
こうして記事をまとめながら、また最終巻を読みかえしちゃって、冒険者になる前の外伝なんかを読んでしまうと、思いがけず涙が出て困ります。
完結前は、ただパステルたちかわいー、って読んでたのが
最終巻を頭に浮かべながら読んでしまうので、キャラクターの一挙一動で泣いてしまう。
作品愛もですし、自分が楽しんできた時間も愛おしいです。
あー、終わって悲しい。